食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01690150332 |
タイトル | 英国獣医学研究所(VLA)、2006年7~9月の化学物質による食用動物への汚染に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2006年11月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国獣医学研究所(VLA)は11月24日、2006年7~9月の化学物質による食用動物への汚染に関する報告書(PDF版7ページ)を公表した。 報告概要は以下のとおり。報告書番号/日付/汚染物質/内容/推定原因の順に記載。 ①(2006/48)/2006年7月11日/鉛/1頭の子牛が死亡/鉛の汚染は、木製ドアの塗料が原因。 ②(2006/51)/2006年7月24日/鉛/78頭の雌牛及び子牛うちの2頭が鉛中毒の症状を示し死亡し鉛中毒と診断/鉛蓄電池が焼却された場所で放牧されていたことが原因。 その他、7件の牛の鉛汚染に関する報告がされている。 ③(2006/66)/2006年9月12日/ヒ素/8頭の15~21ヶ月齢の肥育牛のうち3頭が、ヒ素中毒の疑いで死亡。/昔、選鉱が行われていた場所であり、選鉱屑による汚染が原因とされている。 ④(2006/60)/2006年8月22日/銅/5頭の雌のめん羊が死亡。肝臓から521及び431mg/kgの銅を検出/3月~4月以来、強化飼料は給餌されておらず、ライグラス及びホワイトクローバを牧草として摂取していた。/クローバーによるものと疑われている。 ⑤(2006/52)/2006年7月31日ボツリヌス中毒の疑い/16~18ヶ月齢の若い雌牛のうちの3頭が死亡/家きんの残渣が原因の疑い。 ⑥(2006/69/70/71/72/73/74及び75)/2006年9月15~25日ボツリヌス中毒の疑い/東デボン地方のアウトブレイクで、閉鎖された家きん飼育場からの家きんの残渣が6ヶ所の牧場へ散布された。1つの牧場では、38頭の去勢牛のうち16頭、別の牧場では50頭の乳牛のうち、15頭が死亡した。これらに近接した牧場においても影響が出た。/家きんの残渣が原因。 その他、8件の牛におけるボツリヌス中毒の疑い及びめん羊におけるボツリヌス中毒、ホルマリン中毒、カビ毒による中毒がそれぞれ1件ずつ報告されている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国獣医学研究所(VLA) |
情報源(報道) | 英国獣医学研究所(VLA) |
URL | http://www.defra.gov.uk/corporate/vla/science/documents/science-chem-food-sept06.pdf |