食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01670260305
タイトル EU、ルーマニアの鳥インフルエンザに関する視察団報告書を公表
資料日付 2006年11月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  EUの食品獣医局(FVO)は2006年1~2月、ルーマニアにおける鳥インフルエンザ(AI)の状況を視察すると共に実施中の対策を評価するため視察団を派遣し、このほど報告書(18ページ)を公表した。概要は以下のとおり。
 H5N1亜型ウイルスによるAIの発生後、所轄官庁は病気対策や拡散防止策を適切に実施した。このため感染したのは自家飼育場の家きんのみで、商用家きん農場への伝播を防止することができた。しかしながら、スタンピングアウト(拡散防止のための殺処分)の対象を明らかにする「疫学単位(emidemiological unit)」の定義がある時期には村単位で、別の時期には発端農場と隣接農場になるなど、何度か変更されたため撲滅対策が阻害される要因となった。検査手法としてPCRしか採用されていないため検査精度が不十分で、やはり撲滅対策の阻害要因となった(例えば、野鳥のサーベイランスを実施したが、野鳥は低病原性AIウイルスの宿主である場合があり、PCRでは明確な同定ができないことから混乱をきたした)。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州連合(EU)
情報源(報道) 欧州連合(EU)
URL http://ec.europa.eu/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=8305/2006