食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01670210330 |
タイトル | 英国健康保護局 (HPA)、食中毒報告(第40~44週/2006年)、サルモネラ属菌疾病報告(9月)等を公表 |
資料日付 | 2006年11月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は11月9日、感染症情報CDRウィークリー(Communicable Disease Report Weekly (CDR Weekly))16巻45号を公表した。概要は以下のとおり。 1.2006年第40~44週における複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食中毒 (1)大マンチェスターの小売店で、食中毒で7名が発症し、7名からS.Enteritidis (PT1)が検出された。食中毒の原因は不明とされている。 (2)ハンプシャー及びワイト島の学校で、食中毒で3名が発症し、3名からS.Enteritidis(PT4)が検出された。食中毒の原因は不明とされている。 (3)ノーサンバーランドのレストランで、食中毒で6名が発症し、6名からS.Enteritidis (PT21)が検出された。食中毒の原因は不明とされている。 2.9月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウエールズ地区のサルモネラ症 サルモネラ症合計は1 ,807件で、その血清型は、S.Enteritidis(PT4)が328件、S.Enteritidis(other PTs)が929件、S.Typhimuriumが149件、S.Virchowが58件、その他343件であった。 3.イングランド及びウエールズにおける2006年第40~44週における一般腸内細菌感染症 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が一番多く2 ,896件、次にサルモネラ属菌によるものが1 ,593件、E.coliO157によるものが148件であった。 2006年第1~44週累計では、カンピロバクターが37 ,233件で2005年同期の40 ,386件に比べ約10%減少している。また、ロタウイルスについては、2006年第1~44週累計が12 ,808件で2005年同期の13 ,092件に比べ減少している。サルモネラ属菌についても2006年第1~44週累計で9 ,804件と2005年同期の9 ,911件に比べ減少しているが、ノロウイルスは2006年第1~44週累計で3 ,735件と2005年同期の2 ,419件に比べかなり増加している。また腸管出血性大腸菌O157についても同様に、2006年第1~44週累計で959件と2005年同期の814件に比べ増加している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/cdr/pages/enteric.htm#gen_gastro |