食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01660040322 |
タイトル | スイス連邦保健局(BAG)、シナモン含有食品中のクマリンに関するスイスの状況を公表 |
資料日付 | 2006年11月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | スイス連邦保健局(BAG)は、ドイツの検査でシナモンクッキーの一部から高濃度のクマリン(※クマリンは子供など感受性の高い人に肝炎を引き起こす場合がある)が検出されたことを受け、スイスの状況を明らかにし、クマリンを高度に含む食品を回収するよう指示した旨を公表した。概要は以下のとおり。 クマリンを多く含むカッシア(※シナモンの一種)は主に食品産業により使用されている。スイスで家庭用に販売されているシナモンは、主にクマリン含量の少ないセイロンニッケイであり、自家製シナモン菓子には問題はない。BAGは、食品産業により製造されたシナモン含有食品は節度を持って摂取するよう助言する。食品産業により製造される食品は検査され、クマリンを高度に含む場合には回収される。 スイスではシナモン中のクマリンの規制値は設定されていない。現在、保健当局、食品製造業者及び商社が共同で、シナモン及びシナモン含有製品中のクマリン量を規定するために大規模な測定を行っている。また、クマリンの健康影響評価のための科学的データを収集している。初期結果に基づき、ドイツ連邦食糧農業消費者保護省(BMELV)が設定した製品別のクマリン最大基準値が、暫定措置としてスイスの製品にも適用される予定である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | スイス |
情報源(公的機関) | スイス連邦保健局(BAG) |
情報源(報道) | スイス連邦保健局(BAG) |
URL | http://www.bag.admin.ch/aktuell/00718/01220/index.html?lang=de&msg-id=8007 |