食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01650400188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、飼料関連意見書(その1) |
資料日付 | 2006年9月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、競争消費不正抑止総局から諮問を受け、次の意見書を公表した。 ①肉用牛及び乳用牛に対してポリソルベートを用いる試験の許可申請に関する2006年9月21日付意見書 申請された飼料添加物はポリソルベート(ポリオキシエチレン脂肪酸)であり、全動物種を対象とした授乳飼料中の消泡剤として使用が許可されている。 前回の意見書で、本飼料添加物中の重金属の成分に関する記載がないことから、この試験の許可申請を受け入れることはできないとしていた。 今般申請者は、重金属の成分分析一覧を提出した。そこに記載されたヒ素、カドミウム、水銀及び鉛の含有量では、金属汚染物質に起因する特別なリスクはないことが明らかになった。 従って、肉用牛及び乳用牛に対する本飼料添加物の試験許可申請に好意的見解を示す。 ただし、申請者が提案したように、と畜の6週間前には本飼料添加物の投与を停止すべきである。 http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/37926-37927.pdf ②endo-1 ,4-β-xylanase を主成分とする酵素添加物の肥育用若鶏への最終使用許可申請書に関する2006年9月14日付意見書(修正済み指令70 /524/EEC) 本飼料添加物は、Trichoderma longibrachiatum株が産生するendo-1 ,4-β-xylanaseを主成分とする酵素製剤である。β-キシランが豊富な穀物含有飼料の代謝エネルギーを増加させる目的で、使用が推奨される。 本飼料添加物については、これまでに4回意見書を出しており、いずれも肥料中のキシラナーゼ活性が測定されておらず、要求された飼育期間に生産能力の有意な改善を証明する第3番目の試験の生データが提出されていないことから、その有効性を証明することができないとしていた。 今般申請者は、肥料中のキシラナーゼ活性の分析、第3番目の試験の生データ及び統計分析を提出した。この試験では、若鶏の全飼育期間にわたり飼料効率が有意に改善された。 申請者が新たに提出した書類によって、小麦を主成分とする飼料で飼育される肥育用若鶏における本飼料添加物の有効性を証明することができた。 http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/37923-37924.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
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