食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01650190160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、包装済み生野菜のミックスサラダの微生物検査報告書を公表 |
資料日付 | 2006年10月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は10月10日、包装済み生野菜のミックスサラダの微生物検査報告書を公表した。概要は以下のとおり。 1.背景 欧州委員会共同プログラムに基づき、FSA、英国健康保護局(HPA)及び地方管理局の調整官(LACORS)が共同で「販売店から入手した包装済みミックスサラダ(肉類及び海産物を含む)の微生物検査」を実施するもの。 2.方法 包装済みのミックスサラダ(肉類及び海産物を含む)は、販売店特にスーパーマーケットより集められ、貯蔵温度及び賞味期限を記録した。検査は、EN ISO 11290-1及び-2に基づき、認定された研究所において実施した。 3. ミックスサラダの内容 肉類の入ったミックスサラダ1 ,268サンプル(47%)及び海産物の入ったミックスサラダ1 ,418サンプル(53%)の計2 ,686サンプルを検査した。 検査したミックスサラダには、肉類及び海産物以外に以下の食品が使用されていた。 パスタ類(51%)、マヨネーズ(34%)、卵(9%)、チーズ(5%)、米(2%)、その他。 4.結果 肉類の入ったミックスサラダでは、5.9%のサンプルにリステリアが検出され、鶏肉の入ったミックスサラダの2サンプル(0.1%)に、欧州連合規則案において設定された値102cfu/gを超えたリステリアが検出された。 海産物の入ったサラダミックスでは、3.8%のサンプルにリステリアが検出されたが、欧州連合規則案において設定された値102cfu/gを超えたリステリアは検出されなかった。 5.貯蔵温度 ほとんど(93%)のミックスサラダは、8℃未満で保存されていた。8℃以上で保存されていたミックスサラダではリステリアの検出は5.7%、8℃未満で保存されていたミックスサラダでは、検出は4.7%と貯蔵温度の差において、リステリアの検出に関して統計的に大きな有意差は生じていない。 6.賞味期限 ほとんど(87%)のミックスサラダは、賞味期限が包装材に表記されている。賞味期限とリステリアの検出の間には、相関性は見られなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | Foodnavigator |
URL | http://www.foodnavigator.com/news/ng.asp?n=71566-fsa-salads-listeria |