食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01640430330 |
タイトル | 英国健康保護局(HPA)、献血者に対してvCJD検査を新規に導入することによる倫理的及び社会的影響に関する意見募集を開始 |
資料日付 | 2006年10月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は10月19日、感染症情報CDRウィークリー(Communicable Disease Report Weekly (CDR Weekly))16巻42号において、献血者に対してvCJD検査を新規に導入することによる倫理的及び社会的影響に関する意見募集を開始した。概要は以下のとおり。 1.背景 現状では、健康なヒトのvCJD感染を検査することの出来る血液検査法はない。しかし、近々その方法が開発される見込みがあるため、開発された場合に当該方法を如何に使用するかについての意見を取りまとめる目的で意見募集を実施する。 現在までに、輸血によるvCJD感染の疑い例が3件ある。当該方法は血液供給の安全性を確保するのに重要であり、献血者の選定に使用することができる。 2.当該血液検査の導入に際しての懸案事項及び疑問点は、以下のとおり。 (1)当該検査により陽性反応を示した症例がその後vCJDを発症するか否かが判明しておらず、また、発症したとしてもその症状がどの程度継続するのか判明していない段階において、vCJD検査を導入することの是非。 (2)検査結果が陽性の場合、英国血液サービス(UK blood service:UKBS)は常に献血者へその情報を伝えるべきか。またその場合、献血者の主治医はどのように献血者と関わるべきか。 (3)献血者は、献血に際してはvCJD検査が行われ、かつ、陽性反応を示した場合はその結果を伝えられることを事前に知った場合に、献血することをやめないかどうか。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国健康保護局(HPA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/cdr/pages/news.htm#lepto |