食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01640310105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、全米科学アカデミー医学研究所による「シーフード選択:便益とリスクのバランスをとる(Seafood Choices:Balancing Benefits and Risks)」と題する報告書に関する声明を公表 |
資料日付 | 2006年10月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は、全米科学アカデミー医学研究所が「シーフード選択:便益とリスクのバランスをとる(Seafood Choices:Balancing Benefits and Risks)」と題する報告書を発表したことを受け、声明を公表した。概要は以下のとおり。 1.当該報告書は米国海洋大気庁(NOAA)の要請により作成されたもので、シーフード摂取の便益とリスクを検討し、米国の消費者のシーフード選択の方法を推奨するものである。 2.シーフードの安全性確保はFDAの重要な任務で、当該報告書にはHACCPシステムとそのシーフード由来疾病の制御における有効性に触れている。 3.魚の摂取の健康に及ぼす好影響については、最近多くの研究テーマとなっている。 4.FDAは当該報告書に記載されている多くの勧告と同様の取り組みを開始している。 5.2004年FDAと米国環境保護庁(EPA)は共同で消費者に対する勧告を公表した。この中で妊娠可能年齢女性と乳幼児に対し、メチル水銀のリスクをできるだけ少なくするため、シーフード摂取について勧告を行った。勧告は又、女性と幼児に対し潜在的メチル水銀暴露を低減するため、特定のシーフードをどの程度摂取すべきかのガイダンスを示す一方で、栄養効果を考えシーフードの摂取を続けるよう求めている。 6.FDAは米国のシーフード消費者の暴露の程度によるリスクを数値化する試みを通し、メチル水銀の評価を終了するところである。同時に、魚の摂取が健康に及ぼす好影響を検討している。 7.FDAは妊婦、授乳中の母親、乳幼児の母親、その他の成人を対象とし調査を実施している。これにより魚類中のメチル水銀に対する消費者の認知、消費者全体の魚の摂取量の変化及びその背景を調査する。魚の摂取について保健専門家や教育専門家が妊婦にどのような助言を与えているかを調査する。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.cfsan.fda.gov/~dms/iommehg.html |