食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01630650305 |
タイトル | EU、英国の乳製品製造施設で製造された凝乳チーズの流通禁止に関するEU決定を公表 |
資料日付 | 2006年10月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUでは、ヒトの健康に重大なリスクを与える可能性のある食品の流通が、EU規則によって禁止されている。例えば、基準値を超える抗生物質残留物を含む生乳の流通は禁止されており、このような生乳は動物副産物として廃棄処分しなければならない。 しかし、欧州委員会の食品獣医局が英国のBowland Dairy Products Limited社に立ち入り検査を行った結果、同社が基準値を超えた抗生物質残留物を含んだ生乳、染料で汚染された生乳などヒトの消費に不適切な原料を使用して凝乳チーズを製造していたことが判明した。その後、たびたびの指導にも関わらず、同社が衛生基準を満たしていない牛乳を原料にチーズを製造していたこと、また、英国の関連当局による実地検査が不十分であり、同社に対する適切な行政指導が行われてこなかったことも判明した。 上記の理由から、欧州委員会は事態の重大性を考慮し、ヒトの健康に著しい悪影響を及ぼすことも十分考えられるため、EU加盟国における同社製凝乳チーズの流通禁止、在庫品の廃棄処分を決定した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://eur-lex.europa.eu/LexUriServ/LexUriServ.do?uri=OJ:L:2006:283:0059:0061:EN:PDF |