食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01630430160 |
タイトル | 英国健康保護局 (HPA)、食品由来の疾病報告(第36~39週/2006年)、サルモネラ属菌疾病報告(8月)を公表 |
資料日付 | 2006年10月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国健康保護局(HPA)は10月12日、感染症情報CDRウィークリー(Communicable Disease Report Weekly (CDR Weekly))16巻41号を公表した。概要は以下のとおり。 1.2006年第36~39週における複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食品由来疾病 (1) 中央及び北東部ロンドンのレストランで、食中毒で3名が発症し、1名からS.Enteritidis (PT21)が検出された。食中毒の原因はトルティーヤとされている。 (2)マンチェスターのレストランで、食中毒で多数(人数不確定)が発症し、8名からS.Enteritidis(PT8)が検出された。食中毒の原因は不明とされている。 2.8月にHPAにおいて記録されたイングランド及びウエールズ地区のサルモネラ症 サルモネラ症合計は1 ,362件で、その血清型は、S.Enteritidis(PT4)が264件、S.Enteritidis(other PTs)が619件、S.Typhimuriumが131件、S.Virchowが40件、その他308件であった。 3.イングランド及びウエールズにおける2006年第36~39週における一般腸内細菌感染症 細菌別に見るとカンピロバクターによる症例が一番多く2 ,801件、次にサルモネラ属菌によるものが1 ,466件、Cryptospordiumによるものが484件、Giardiaによるものが228件、E.ColiO157によるものが120件であった。 2006年第1~39週累計では、カンピロバクターが32 ,621件で2005年同期の35 ,873件に比べ約10%減少している。また、ロタウイルスについては、2006年第1~39週累計が12 ,668件で2005年同期の12 ,929件に比べ若干減少している。サルモネラ属菌についても2006年第1~39週累計で8 ,024件と2005年同期の8 ,160件に比べ減少しているが、ノロウイルスが2006年第1~39週累計で3 ,610件と2005年同期の2 ,337件に比べかなり増加し、E.ColiO157も同様に2006年第1~39週累計で811件と2005年同期の664件に比べかなり増加している。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国健康保護局(HPA) |
URL | http://www.hpa.org.uk/cdr/pages/enteric.htm#gen_gastro |