食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01590070305 |
タイトル | EU、タイにおけるEU向け植物由来食品の残留農薬規制制度に関する視察団報告書を公表 |
資料日付 | 2006年9月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUの食品獣医局は2006年1月、タイにおけるEU向け植物由来食品の残留農薬規制制度を評価するため視察団を派遣し、このほど報告書を公表した。概要は以下のとおり。 欧州委員会は、タイからの輸入植物由来食品は農薬の残留基準値を超過しているとの報告を加盟国数カ国から受理した。また、EU食品飼料緊急通報システムを通じて、許容値を超える25件の通報例もあったため今回の視察が提唱された。 農薬の販売及び使用に関する法律が施行されているが、検査で不備や不適合事案が指摘されても書面に残していないため、追跡調査が十分に行われていない。農薬使用者の検査を恒常的に実施しておらず、スプレー撒布が高頻度で行われている。国内市場に出回っている製品の多くは、活性物質の内容が不適合であった。 植物由来食品中の残留農薬を規制する基本法があるが、残留基準値が定められているのは国内で市販されている農薬の5%に満たない。輸出向けに規制が義務づけられているのは、商品がわずか12品目で、農薬が30品目にすぎなかった(法律では53品目を列挙)。 全体的に、残留農薬規制制度はあるものの、EU向け製品の品質を保証できるほどには機能していない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://ec.europa.eu/food/fvo/ir_search_en.cfm?stype=insp_nbr&showResults=Y&REP_INSPECTION_REF=8002/2006 |