食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01590030314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、健康影響評価「全国残留物質管理計画2005年の検査結果の評価」を公表
資料日付 2006年9月18日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、動物由来食品の全国残留物質管理計画2005年の検査結果を消費者健康保護の観点から評価し、健康影響評価「全国残留物質管理計画2005年の検査結果の評価」(12ページ)を公表した。
 残留物質管理計画は、EU域内で1989年より統一基準により実施されているもので、未認可物質使用の摘発及び動物用医薬品使用の管理を目的としている。また、環境汚染物質による汚染についても調査される。本管理計画では、EUの規定により、食用の(生体及びと畜体の)全ての動物(牛、豚、めん羊、馬、家きん、養殖魚、うさぎ、狩猟鳥獣)及びその一次産品(乳、卵、はちみつ)が検査・管理される。
 ドイツでは、本管理計画の調整を連邦消費者保護食品安全庁(BVL)が行い、連邦州が基準に従ってサンプリング及び検査を実施する。BVLは検査結果を集計し、分析データを欧州委員会に報告する。2005年の検査では、49
,679サンプル中113サンプルで、残留基準値の超過あるいは未認可物質の残留が確認された。検査結果についてのBfRの健康影響評価の概要は以下のとおり。
 残留物質が検出されたこれらの食品を一度あるいは時々摂取する場合には、消費者への直接的なリスクはないものと判断する。しかしながら、いくつかの物質(クロラムフェニコール、3-アミノ-2-オキサゾリジノン(AOZ)、ゲンタマイシン、マラカイトグリーン)の残留については、消費者への急性あるいは慢性リスクの可能性を完全には排除できない。抗菌性物質の残留については、検出値のような低濃度において、また特に暴露が繰り返される場合に、耐性獲得及び感作のリスクがある。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/cm/208/bewertung_der_ergebnisse_des_nationalen_rueckstandskontrollplans_2005.pdf