食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01580290294 |
タイトル | WHO、鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-30及びWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表を公表 |
資料日付 | 2006年9月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは9月8日、鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-30を公表した。これを受けてWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表も更新した。概要は以下のとおり。 1.インドネシアの状況-30 インドネシア保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染したヒトの新規症例を確認した。この症例は、South Sulawesi州のマカッサル(Makassar)の少女14歳で、6月18日に発症して23日に入院した後、翌日24日に死亡した。この患者は、家の近くで家きんと密接な接触を持っていた。この症例は、保健省のインフルエンザ定期サーベイランスで発見された。 8月29日付で、WHOはH5N1亜型感染の症例定義(case definition)を改正した。上記症例に加え、この改正された症例定義を受けて、WHOは2005年6月と11月に遡ってインドネシアの2症例を加えた。改正前では、これら症例は鳥インフルエンザH5N1亜型感染を血清学的に確認する際に用いるWHOの症例定義に合致していなかった。 第一の遡及的確認症例は、バンテン(Banten)州Tangerangの少女8歳で、2005年6月24日に発症して2005年7月14日に死亡した。この患者は、2005年7月にWHOが報告を受けた家族クラスターを構成する一員である。 第二の遡及的確認症例は、中央ジャワ(Central Java)州Magelangの男性45歳で、病気の家きん類に直接接触した後2005年11月25日に発症したが、回復した。 これらの遡及的に確認した症例を含め、インドネシアでは合計63症例となり、その内48人が死亡した。 2.感染者数の累計(9月8日付) アゼルバイジャン:感染者数8人、内死亡者数5人 カンボジア:感染者数6人、内死亡者数6人 中国:感染者数21人、内死亡者数14人 ジブチ:感染者数1人、内死亡者数0人 エジプト:感染者数14人、内死亡者数6人 インドネシア:感染者数63人、内死亡者数48人 イラク:感染者数2人、内死亡者数2人 タイ:感染者数24人、内死亡者数16人 トルコ:感染者数12人、内死亡者数4人 ベトナム:感染者数93人、内死亡者数42人 合計:感染者数244人、内死亡者数143人 なお、2006年8月29日付「インフルエンザA(H5N1)亜型ウイルスへのヒトの感染のWHO症例定義、2005年7月21日付鳥インフルエンザ-インドネシアの状況-25及びWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表は、それぞれ以下のURL より入手可能である。 http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/guidelines/case_definition2006_08_29/en/index.html http://www.who.int/csr/don/2005_07_21a/en/index.html http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2006_09_08/en/index.html |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.who.int/csr/don/2006_09_08a/en/index.html |