食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01570300188
タイトル フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、海洋性生物毒素に関するAFSSAの活動紹介
資料日付 2006年9月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は9月4日付で、海洋性生物毒素に関するAFSSAの活動及びマウスのバイオアッセイの代替について紹介する文書を公表した。
 海洋性生物毒素(貝毒)の国立リファレンス研究所は、メゾン・アルフォールにあるAFSSAの食品品質・農産物加工工程研究所(AFSSA-LERQAP-Maisons-Alfort)の毒素、有機汚染物質及び農薬ユニットである。その役割は2つある。
①貝毒の公的サーベイランスを担う2つの研究所ネットワークの調整を図る。
②各ネットワークの管理当局である海洋漁業・養殖局(DPMA)及び食品総局(DGAI)が講じる決定に資するよう科学的・技術的支援を提供する。
 EUリファレンス研究所及び国立リファレンス研究所のネットワークの作業の一環として、メゾン・アルフォールの研究所はナントの海洋開発研究所(IFREMER)の専門研究所と共同で、マウスのバイオアッセイに代わる検査法の開発作業に取り組んでいる。
 マウスのバイオアッセイは、現在のところ消費者の安全を最もよく確保できる検査法である。しかし、動物愛護に関するEU指令により、公衆衛生の確保の観点から同等の方法があればそれを代替とすることが義務付けられ、こうしたEUレベル及び国際レベルの動きを受け国内レベルでもバイオアッセイから化学分析への移行が始まった。新興の毒素に関する知見が不足していること、また検出対象に適した化学的スタンダードが確立されていないことから、今のところバイオアッセイと同程度の安全性を確保できる物理化学的検査は整備できていない。
 アルカション湾で貝類の商品化が禁止されたときと同じ問題(マウスの死亡が貝毒では説明できなかった)に、他の多くの国も直面している。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
情報源(報道) フランス食品衛生安全庁(AFSSA)
URL http://www.afssa.fr/Object.asp?IdObj=37104&Pge=0&CCH=060905:26:4&cwSID=FEAAFADA58E740F58F0296E22125589F&AID=0