食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01560050341 |
タイトル | フランス経済財政産業省、2005年~2006年実施の冬収穫のサラダ用葉菜中の残留農薬及び残留臭素の調査結果 |
資料日付 | 2006年8月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス経済財政産業省競争消費不正抑止総局(DGCCRF)は、2005年12月から2006年2月にかけて実施した冬収穫のサラダ用葉菜中の残留農薬及び残留臭素の調査結果を公表した。 ここ数年間に実施した冬収穫のサラダ用葉菜のサンプリング検査の結果、約20%に許容値を超過する量の残留農薬及び残留臭素が含まれていることが明らかになった。こうした事態を受けて、今回の調査が実施された。25の県で生産から小売りにいたるまでの全工程で、国産又は外国産のサラダ用葉菜188サンプルを採取した。 その結果、37サンプル(20.10%)が「不適正(訳注:基準値を一定以上超過)」、「経過観察(訳注:基準値をわずかに超過)」又は「未達成(訳注:目標値を超過)」とされた。 ただし、この結果については、各県の間で大きな相違が見られることを考慮に入れなければならない。外国産のサラダ用葉菜(「不適正」及び「経過観察」とされた製品の30%を占める)でも、産地によって異なる結果が出た。 不適正率が最も多かった品種は、オークリーフ(訳注:リーフレタスの1種)、バタビアレタス及びヘッドレタスの順であった。 17件の調書が作成され、15件の法規遵守命令が出された。 今回の調査によって、不適正率が特に高い植物製品の一つがサラダ用葉菜であることが確認された。特に、ジチオカーバメート、ホルペット及びプロシミドンの基準値超過が目立った。 DGCCRFは、サラダ用葉菜の関連業者に対し、残留農薬及び残留臭素の問題に関心を持たせる活動を今後も続けていく。彼らが、再び残留基準値を超過した場合のリスクを考慮に入れ、残留農薬及び残留臭素の検査に一層真摯に取り組み、消費者にとって申し分のない衛生品質を確保するために必要なあらゆる措置を講じていくことが不可欠である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス経済財政産業省(MINEFI) |
情報源(報道) | フランス経済財政産業省(MINEFI) |
URL | http://www.minefi.gouv.fr/DGCCRF/04_dossiers/consommation/controles_alimentaires/actions/pesticide_salade0806.htm |