食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01550600160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、新開発食品原材料、シャゼンムラサキ油の承認に関する意見募集を開始 |
資料日付 | 2006年8月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は8月16日、Croda Chemical社から提出された「新開発食品原材料のシャゼンムラサキ油の申請」の承認に関する意見募集を開始した。概要は以下のとおり。 1. シャゼンムラサキ油とは シャゼンムラサキ油は、エキウム・プランタギネウム(Echium plantagineum)の種子から抽出された精製油で、オメガ-6及びオメガ-3不飽和脂肪酸を豊富に含んでいる。 2.申請された用途 乳飲料、ヨーグルト飲料、朝食シリアル、栄養調整食品(nutrition bars)等の食品製品及びサプリメントに精製シャゼンムラサキ油を食品の一成分として用いる。 3.背景 欧州市場に新食品が導入される前に、その安全性は厳しく審査されることになっている。英国では、独自の新食品・加工諮問委員会(ACNFP)で審査される。 オメガ-6-及びオメガ-3-不飽和脂肪酸は、油分の多い魚、アボガド、ナッツ及び種子類、ヒマワリ油、菜種油、オリーブ油及びオリーブスプレッド、及びこれらの成分から製造された植物油及び食品に含まれている。 これらの不飽和脂肪酸は冠状動脈性心臓病の防止に効果があり、オメガ-3-不飽和脂肪酸は妊娠中又は母乳で子供を育てている女性にとって重要で、乳児の神経組織の発達に寄与するとされている。 綿実油、亜麻仁油、くるみ油、及び菜種油のようなある種の植物油には、オメガ-3-不飽和脂肪酸が含まれているが、魚類に含まれているオメガ-3-不飽和脂肪酸とは同じものではない。文献によると植物由来のオメガ-3-不飽和脂肪酸が、魚類由来のオメガ-3-不飽和脂肪酸の機能性を持っていない可能性があるとされている。 4.意見募集について 本申請書に関する意見は2006年9月3日までに、新食品・加工諮問委員会(ACNFP)事務局に連絡のこと。 Croda Chemical社の申請書は以下のURLから入手可能。 http://www.food.gov.uk/multimedia/pdfs/echiumapplication.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/aug/echium |