食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01550500328 |
タイトル | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)、英国における伝達性海綿状脳症(TSE)経過報告書2005年を公表 |
資料日付 | 2006年8月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA)は8月18日、英国における伝達性海綿状脳症(TSE)経過報告書2005年を公表した。概要は以下のとおり。 1.経過報告書の発行 半年に1回の割合で発行されてきたが、この形での発行は今回が最後になる予定。 2.今回の報告書の特記事項 BSEの件数が継続的に減少していること及び以下の3つの重要な目標が達成されたことを特記している。 (1)英国牛がBSEに関して、中程度のリスク国として認められたこと (2)英国のBSE対策に関するECの食品獣医局(FVO)の良好な視察報告書 (3)OTM(訳注:Over thirty months:30ヶ月齢以上の牛の排除)規則の、1996年以降に生まれた牛に対するしっかりしたBSE検査法による置き換えにより、英国牛肉の10年間に亘った輸出規制の廃止が、全加盟国の全会一致で決定したこと。輸出規則の廃止は、2006年5月3日より実施されている。 3.報告書の項目は以下のとおり。 (1)TSE管理についての関係機関の役割 (2)2005年の英国におけるBSEの概況報告 BSEの背景、疫学的に重要な出来事、症例撲滅のための政府目標、1996年に実施した肉骨粉飼料の禁止以降に生まれた牛(BARB: born after the reinforced ban)に発生しているBSEの例、他の国におけるBSE発生状況。 (3)2005年のBSE管理 OTM規則の解除、コホート牛の処分、特定危険部位(SRM)の管理、飼料規制、子牛の処分、牛の個体識別制度、動物副生成物管理、BSEサーベイランス制度、ECのTSEロードマップ等。 (4)1986年~2005年におけるBSE疫学の進歩 (5)英国産生体牛及び牛肉の欧州連合(EU)国からの輸出制限を解除するための経過 (6)2005年に採られためん羊及び山羊用のTSE撲滅措置及びこれらの病種の確認 (7)変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)に関する傾向及び研究 (8)TSEに関し英国政府及び英国食品基準庁 (FSA)へ助言をする英国海綿状脳症諮問委員会(SEAC)の役割を更に詳細に記述 (9)2005年にDEFRAが委託したTSEに関する研究計画について (10)TSEに関する他のURLへのリンク (11)略語及び頭文字 (12)用語解説 当該報告書(PDF版82ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.defra.gov.uk/animalh/bse/pdf/tse-gb_progressreport12-05.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
情報源(報道) | 英国環境・食料・農村地域省(DEFRA) |
URL | http://www.defra.gov.uk/news/2006/060818a.htm |