食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01540430302 |
タイトル | 米国農務省(USDA)、ミシガン州で野生のコブハクチョウからH5型及びN1亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出された旨を公表 |
資料日付 | 2006年8月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省(USDA)は、米国内務省(DOI)と共同でミシガン州で野生のコブハクチョウからH5型とN1亜型の鳥インフルエンザウイルス(AIV)が検出された旨を公表した。声明の概要は以下のとおり。 1.サーベイランスでH5及びN1亜型AIVがミシガン州で野生のコブハクチョウ2羽から確認された。これまでの検査ではアジアなどで広がっている高病原性H5N1株の可能性は100%なく、ヒトへの影響のない低病原性AIVであることが判明している。 2.ハクチョウが症状を示していないことから低病原性AIVであることが示唆されている。USDAの国立獣医研究所 (NVSL)でのウイルスの遺伝子分析でも北米で検出された低病原性株と類似していることが示唆されている。 3.H5N1株に感染しない代わりにH5及びN1を含む異なった別々のAIVに感染することは可能である。現在行われているNVSLでの確認試験において約2週間で具体的な亜型と伝染性が明らかになる。野生の鳥は多くのインフルエンザウイルスを持っているのでサーベイランスで検出されることは珍しいことではない。 4.ハクチョウのサンプルはミシガン州Monroe郡のエリー湖で採取された。 5.最初のスクリーニング検査はUSDAの全国動物衛生試験所ネットワークのミシガン州立大学で実施された。ここでH5AIVが示唆され、NVSLの検査でH5及びN1が確認された。 6.低病原性鳥インフルエンザ(LPAI)は野生の鳥にはよくみられ、ヒトの健康への危険性はない。LPAIには北米型H5N1と呼ばれるLPAIH5N1がある。 USDAとDOIの記者会見の質疑応答は以下のURLから入手可能。 http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/08/0297.xml |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
情報源(報道) | 米国農務省(USDA) |
URL | http://www.usda.gov/wps/portal/!ut/p/_s.7_0_A/7_0_1OB?contentidonly=true&contentid=2006/08/0294.xml |