食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01540220107 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)食品安全・応用栄養センター(CFSAN)、食品包装に使用されるリサイクルプラスティックに関する業界向けガイドラインを公表 |
資料日付 | 2006年8月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)食品安全・応用栄養センター(CFSAN)は、「リサイクルプラスティックの食品包装への使用:化学的検討材料」と題する業界向けガイドラインを公表した。これは食品に接触するリサイクルプラスティック製品の製造業者がリサイクル工程を評価する際に考慮すべき化学的課題を明らかにするもので、1992年に発表された「食品包装にリサイクルプラスティックを使用する場合の検討ポイント:化学的検討材料」と題するガイドラインに替わるものである。 化学汚染物質がリサイクルされたプラスティックに残留し、接触する食品に移染する可能性があることが、リサイクルプラスティックの安全性における最大の検討課題となっている。微生物汚染や構造的な完全性も重要であるが、このガイドラインでは論じられていない。 以下の点が1992年版ガイドラインから変更になった。 1.リサイクルプラスティックからの移染の無視できるリスクと一般的に考えられるレベルが食事濃度(dietary concentration)で1ppbから0.5ppbへ下げられたこと。 2.リサイクル工程の評価において実施される代替試験(surrogate testing)の項目として適用される代替汚染物質(surrogate contaminants)の数が増えたこと。 3.ポリエチレンテレフタレート(PET)のリサイクル工程の代替試験項目に重金属を含まなくなったこと。 4.リサイクル原料に非食品接触用途のプラスティックが含まれる場合の二次リサイクルへの勧告を規定 5.PET及びポリエチレンナフタレート(PEN)の三次リサイクル工程に対する全ての勧告データの削除 6.食品接触用途のプラスティックにリサイクルされる全てのプラスティックのデフォルト消費因子(consumption factor)として0.05を勧告 今回公表されたガイドラインの主な項目は以下のとおり。 1.はじめに 2.背景 3.リサイクル工程 4.化学汚染物質への暴露 5.代替汚染物質を用いた代替試験(surrogate contaminant testing) 6.非食品接触用途のプラスティックを原料としたプラスティック容器 7.有効なバリアーの応用 8.PET及びPENの三次リサイクル工程に対する勧告データの削除 付属文書1.代替汚染物質のプラスティックへの吸収モデル 付属文書2.参考文献 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国(CFSAN) |
情報源(報道) | 米国食品安全・応用栄養センター(CFSAN) |
URL | http://www.cfsan.fda.gov/~dms/opa2cg3b.html |