食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01540040108 |
タイトル | 米国環境保護庁(EPA)、無機臭化物の残留基準値12種類の登録失効を官報で公表 |
資料日付 | 2006年8月9日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国環境保護庁(EPA)は8月9日、土壌用燻蒸剤の成分である無機臭化物(Inorganic bromide)の残留基準値12種類を廃止する最終規則を官報で公表した。当該規則は同日から有効で、異議申し立てや聴聞会の要請は2006年10月10日まで受け付ける。12種類の対象作物及び廃止理由は次のとおり。 1.対象作物 ブロッコリー、カリフラワー、ナス、マスクメロン、唐辛子、パイナップル、イチゴ、トマト、アルパラガス、レタス、タマネギ、しょうがの根 2.廃止理由 2006年5月31日付け官報で当該残留基準値の廃止案を公表し、60日間の意見募集をしたところ、意見は寄せられなかった。無機臭化物の母体化合物である臭化メチル(Methyl bromide)は農業用殺菌剤として使用されているが、土壌用燻蒸剤として使用する場合は非食物用の殺菌剤に分類される。その理由は以下のとおり。 ①臭化メチルは土中で速やかに分解もしくは代謝され、最終的に自然植物の成分に組み込まれる。②臭化メチルは大気に放射される。③耕作地を事前に燻蒸処理した結果として、臭化メチルが作物に残留する見込みはない。④無機臭化物は作物に残留するかもしれないが、自然環境にある無機臭化物と見分けがつかない。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/環境保護庁(EPA) |
情報源(報道) | 米国環境保護庁(EPA) |
URL | http://a257.g.akamaitech.net/7/257/2422/01jan20061800/edocket.access.gpo.gov/2006/pdf/E6-12964.pdf |