食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu01530270110 |
| タイトル | カナダ保健省(Health Canada)、未殺菌の生乳を摂取しないよう注意喚起 |
| 資料日付 | 2006年8月3日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | カナダ保健省(Health Canada)は8月1日、未殺菌の生乳は細菌に汚染されている可能性があるため摂取しないよう注意喚起を行った。 生乳にはサルモネラ属菌や腸管出血性大腸菌0157:H7、リステリアなど数種類の細菌が含まれている可能性があり、食中毒の原因になっている。幼児、妊娠中の女性、高齢者及び免疫力の弱い人にとっては特に危険である。 カナダでは食品医薬品規則により、同国内で販売される牛乳にはすべて殺菌(pasteurization)が義務づけられている。殺菌は病原体を死滅させる一方、生乳の栄養成分を損なわない。 カナダでは1991年から生乳の販売が禁止されている。生乳に含まれる多くの病原体はチーズ加工の過程で除去されるため、生乳チーズは安全と考えられ、販売が許可されている。 しかし、カナダでは生乳の販売が禁止されているにもかかわらず、牧場を訪れた人々が生乳を飲んで病気になる例がある。自らの所有する家畜の生乳を摂取している農場主もいる。生乳は健康によいと信じて飲み続ける人もいるが、生乳を飲むことで得られる利益よりも、病気になるリスクの方がはるかに高い。 |
| 地域 | 北米 |
| 国・地方 | カナダ |
| 情報源(公的機関) | カナダ保健省(Health Canada) |
| 情報源(報道) | カナダ保健省(Health Canada) |
| URL | http://www.hc-sc.gc.ca/ahc-asc/media/advisories-avis/2006/2006_65_e.html |