食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01520510314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、情報提供「魚を摂取している人は、魚油カプセルで栄養を補給する必要があるか?」を公表 |
資料日付 | 2006年7月27日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、情報提供「魚を摂取している人は、魚油カプセルで栄養を補給する必要があるか?」(4ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 魚を定期的に摂取しているグループは、あまり魚を摂取しないグループに比べ、心血管疾患の発症が少ない。これは特に、魚に含まれる長鎖オメガ-3脂肪酸の効果だと考えられているが、科学的には証明されていない。 オメガ-3脂肪酸を含む魚油サプリメントは多数販売されている。BfRは、定期的に魚を摂取している場合に、サプリメントによってオメガ-3脂肪酸を補給する必要があるかどうかについて見解を示した。BfRの評価は以下のとおり。 ドイツでは、オメガ-3脂肪酸による栄養補給を公的に推奨していない。健康な人は、特に定期的に魚を摂取している場合には、魚油サプリメントにより栄養を補給する必要はない。 魚は健康的な食品であるので、定期的に摂取すべきである。ドイツ栄養協会(DGE)は、少なくとも週に一度、海水魚を摂取するよう推奨している。魚は、栄養価が高く消化の良いたん白質、ミネラル、ビタミンの重要な供給源であるが、特に、特別な脂肪酸である長鎖オメガ-3脂肪酸のドコサヘキサエン酸(DHA)及びエイコサペンタエン酸(EPA)を含んでいる。魚の脂肪含有率は、特に高いものでは10%以上である。長鎖オメガ-3脂肪酸は、サケ100gには平均3g、マグロ100gには最大4g含まれている。 以下の項目について、脂肪酸に関する情報が提供されている。 1.脂肪には様々な種類がある 2.オメガ-3及びオメガ-6脂肪酸の必要とされる摂取量 3.オメガ-3脂肪酸による栄養補給の必要性 4.オメガ-3脂肪酸を過剰に補給した場合の副作用の可能性 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/muessen_fischverzehrer_ihre_ernaehrung_durch_fischoel_kapseln_ergaenzen.pdf |