食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01520240341 |
タイトル | フランス経済財政産業省、「妊婦、授乳婦及び幼児に対する特定の種類の天然食用魚の摂取に関する勧告」 |
資料日付 | 2006年7月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランスの農漁業省、経済財政産業省及び厚生省は共同で、妊婦、授乳婦及び幼児を対象に、特定の種類の天然捕食魚の摂取についての勧告を公表した。 フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、複数の省からの諮問を受け、メチル水銀リスクの観点からみた特定の種類の捕食魚の摂取に関する意見書を公表した。この意見書に基づき、上記3省は、妊婦、授乳婦及び30ヶ月以下の幼児に限り次の2点を勧告する。 ①メカジキ、カジキ及び小型のサメ(マルバラユメザメ、アイザメ)の摂取を避ける。 ②天然の捕食魚は週に1切れ(妊婦及び授乳婦については150g、生後30ヶ月までの幼児については60g)を超えて摂取しない。 胎児及び生後30ヶ月までの幼児の中枢神経系は、メチル水銀の毒性作用に特別な感受性を示す。 現行のサーベイランス計画によって、特定の種類の魚において水銀が最大基準値(EC規則466/2001では1mg/kg)を定期的に超過していることが明らかになった。一方、疫学調査の結果を受けて、暫定耐容週間摂取量(PTWI)の引き下げが国際レベルで検討された。今般の勧告は、汚染レベルが上昇したためでなく、PTWIが見直されたことと多数の検査結果の総括に基づいて出されたものである。 魚は、バランスのとれた食事を構成する重要な要素であることを改めて述べる。WHOは、週に2回様々な種類の魚を摂取するよう勧告しており、この勧告はフランスの全国栄養・健康計画でも採用されている。従って、妊婦、授乳婦及び幼児以外の者には、魚の摂取が勧告される。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス経済財政産業省(MINEFI) |
情報源(報道) | フランス経済財政産業省 |
URL | http://www.minefi.gouv.fr/DGCCRF/03_publications/com_ddp/poissons_predat.pdf |