食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01510170149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、殺菌剤キャプタンに関するピアレビューを公表
資料日付 2006年7月21日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は、申請国からの資料提供を受け、殺菌剤キャプタンの安全性に関するピアレビューを行った。
 当該物質に遺伝毒性・催奇形性・胎児毒性は無いことが示されたものの、マウスに十二指腸潰瘍を引き起こすことが報告されている。実験結果から当該物質のADI、急性参照用量(ARfD)を0.1mg/kg体重/日と設定した。
 当該物質の残留に関する実験から、リンゴ・梨・桃の残留基準値を10mg/kgとすることが検討されているが、この水準では、消費者に急性リスクを引き起こす恐れがある。残留基準値を2mg/kgとすることが検討されているトマトの場合のみ、消費者の摂取量が毒性を引き起こす水準を下回っている。代謝実験の結果、代謝物は検出限界を超えないことが示されたが、実験結果を改めて評価して確認を行う必要がある。
 なお、本文は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/science/praper/conclusions/1605/praper_concl_sr71_captan_en_rev41.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/science/praper/conclusions/1605_en.html