食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01490320295
タイトル FAO、「鳥インフルエンザはアフリカで依然拡大を続けている」
資料日付 2006年7月11日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  FAOは7月10日、「鳥インフルエンザはアフリカで依然拡大を続けている」を公表し、鳥インフルエンザは広く監視されているものの、何年もの間脅威は続くとした。概要は以下のとおり。
 7月10日ジュネーブで開催された国連の経済・社会理事会(ECOSOC)の会議でDavid Harcharik FAO事務局次長は、「西ヨーロッパやインドネシアを除く東南アジアでは、鳥インフルエンザの監視に成功しているが、アフリカにおける鳥インフルエンザは依然拡大を続けており、今後何年も脅威であり続ける」と語った。
 さらに、高病原性鳥インフルエンザはインドネシアでは依然懸念材料で、アフリカでは拡大を続け風土病となるリスクを有しているとした。
 Harcharik次長は、殺処分、農民への補償及び動物の移動の監視等の適切な防御措置をアフリカで実施することの困難さ、違法な家きん類の交易にも言及した。獣医当局が今まで以上に強力にそのような交易を監視し、サーベイランス、警戒対応、診断及び報告が改善されるまで、リスクは存在し続けるとした。
○脅威は続く
 H5N1亜型ウイルスは、今のところヒトからヒトへと伝播しうる形に変異はしていない。しかし、もしそうなった場合、高い割合でパンデミックという結果となる可能性がある。
 2年半に及ぶ今回の鳥インフルエンザ緊急事態で、家きん類約2億羽が殺処分され、東南アジアだけでもその損失は100億ドルとなっている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 国際連合食糧農業機関(FAO)
情報源(報道) FAO
URL http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000359/index.html