食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01480630305 |
タイトル | EU、食品飼料緊急警報システム(RASFF)による通知件数、2005年は18%増 |
資料日付 | 2006年7月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | EUは、2005年における食品飼料緊急警報システム(RASFF)の運用実績に関する報告書を公表した。RASFFはEU及びEFTA/EEA加盟国並びに欧州委員会及び欧州食品安全機関(EFSA)が参加する連絡網で、食品・飼料に関する衛生上のリスクが生じた場合、各メンバーはRASFFを通じて相互に情報を通知し合うことがEU規則で定められている。通知は内容により2種類に分類され、2005年の件数はそれぞれ以下のとおりであった。 1.警報通知(alert notification):956件(2004年(691件)比28%増) リスクのある食品・飼料が市場に現に流通しており、直ちに関係諸国における対応が必要な通知。全件数の61%はEU域内を原産地とする食品に関するもので、水産物(20%)、肉製品(18%)、香辛料(11%)の順であった。 2.情報通知(information notification):2 ,202件(2004年(1 ,897件)比14%増) 食品・飼料のリスクが確認されているものの、関係国以外では流通していないため、他国では直ちに対応の必要がない通知。全通知件数の78%は第三国由来の製品に係わるもので、そのうちの3分の1が豆類関連であった。 なお、このほかに、食品安全対策関係機関にとって関心の的となる食品・飼料関連情報をニュース通知として配信している。全体的に通知件数が年々増加している理由としては、加盟国が通知に積極的になってきたこと、新加盟国での管理監督が改善されていること、EU拡大に伴い輸入量が増加していることなどが考えられる。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州連合(EU) |
情報源(報道) | 欧州連合(EU) |
URL | http://europa.eu.int/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/06/896&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en |