食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01470200149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、殺虫剤ホスメットに関するピアレビューを公表 |
資料日付 | 2006年6月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、申請国からの資料提供を受け、殺虫剤ホスメットの安全性に関するピアレビューを行った。 当該物質には、催奇形性及び神経毒性はないことが示された。しかし、in vivoでは遺伝毒性が確認されなかったものの、in vitroでは確認されている。また、高濃度の当該物質(14mg/kg体重/日)をマウスに与えたところ、肝臓の腫瘍形成が増加した。実験結果から、当該物質のADIを0.003mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.045mg/kg体重/日と設定した。 当該物質に熱を加えると毒性は減少する。また、当該物質は搾り粕や皮に残留するため、ジュースなどへの移行量は極めて少ない。家畜が当該物質に暴露するのは搾り粕やじゃがいもを通じてであるが、適正農業規範に従って製造された飼料を家畜に与えた場合、組織・乳及び卵に当該物質は検出されないことが実験から示されている。消費者へのリスクを評価した結果、当該物質への消費者の暴露量は、上記ADI及びARfD以下になることが判明した。 なお、本文は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1556/praper_concl_sr75_phosmet_en1.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1556_en.html |