食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01460690188 |
タイトル | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)、「離乳した子豚用のKluyveromyces marxianus-fragilisを主成分とする新しい微生物飼料添加物の許可申請に関する2006年3月27日付意見書」 |
資料日付 | 2006年6月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA)は、離乳した子豚用のKluyveromyces marxianus-fragilisを主成分とする新しい微生物飼料添加物の許可申請について、競争消費不正抑止総局から見解を求められた。本件は、修正済み指令70/524/EECの枠組みで評価される。 当該製品は、そのプロバイオティクス作用(特に乳糖の消化)のため、体重が35kgまでの離乳した子豚への使用が推奨される。 前回の意見書では、一方で飼料中の当該製品の安定性が証明されておらず、当該製品の無害性を確保するためには主要なかびに関する知見が必要であること、他方で当該製品の使用を停止した後に糞便中の微生物が消滅する速度が未だに調査されておらず、遺伝毒性試験及び90日間の経口毒性試験も実施されていないことが指摘された。 今回申請者は、当該製品がかびについては無害であることを証明する新たなデータを提出した。しかし、当該製品の安定性については、ガイドラインに沿った試験を行っていないことなどから証明することができなかった。また、糞便中の微生物の消滅速度については情報が提出されていない。農産物加工業におけるKluyveromyces marxianus-fragilisの使用に関するデータ等から、当該微生物に毒性はないと結論付けることはできる。 以上の考察から、今回提出された情報も完全には満足のゆくものではないと考える。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
情報源(報道) | フランス食品衛生安全庁(AFSSA) |
URL | http://www.afssa.fr/Ftp/Afssa/35584-35585.pdf |