食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01460150149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、殺虫剤ホルメタネートに関するピアレビューを公表 |
資料日付 | 2006年6月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は、申請国からの資料提供を受け、トマト及び観賞用低木に使用する殺虫剤・殺ダニ剤ホルメタネートの安全性に関するピアレビューを行った。 当該物質には、発がん性・繁殖毒性及び催奇形性はないことが判明した。また、in vitroで変異原性が確認されたものの、in vivoでは確認されなかった。実験結果から、当該物質のADIを0.004mg/kg体重/日、急性参照用量(ARfD)を0.005mg/kg体重/日と設定した。 当該物質は、100℃以上の温度になるとより毒性の低い物質に分解されるため、煮込むか殺菌するなどの処理をトマトに行えば、生のトマトに比べ当該物質の含有量はかなり減少する。トマトを与えない限り、家畜が当該物質に暴露することはない。また、当該物質への消費者の慢性暴露は、上記ADIよりかなり低くなる。しかし、推計値から、温室内で当該物質を処理したトマトを消費した場合、乳幼児の急性リスクの可能性が示された。それゆえ、暴露評価で考慮された水準よりも極めて高いMRL(0.2mg/kg)では、消費者の安全という観点から、大きな懸念を引き起こさざるを得ない。 なお、本文は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1535/praper_concl_sr69_formetanate_efsa_conclusion_final1.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/praper/conclusions/1535_en.html |