食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01460020334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、清涼飲料中のベンゼン含有量調査結果を公表 |
資料日付 | 2006年6月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は、清涼飲料中のベンゼン含有量調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 1.評価したサンプル アイルランドで流通している清涼飲料、スカッシュ、フレーバー入り飲料等76サンプル 2.検査機関 FSAIが委託したGalway公衆分析研究所 3. 検査結果 76サンプル中、91%(69サンプル)にはベンゼンは全く検出されなかったが、以下の2サンプルに10ppbを超えるベンゼンが検出された。 (1) 北アイルランドC&C(アイルランド)社のC&C diet club lemon(ダイエット飲料)に91ppbのベンゼンが検出された。 (2) 北アイルランドRose社のRose’s diabetic orange concentrate squash (濃縮タイプの糖尿病用オレンジ飲料)に33ppbのベンゼンが検出された。FSAIは、当該製品は濃縮タイプで製造者のラベルでは5倍希釈と記述されているが、特にこの点は考慮していないとしている。 4.該当製品の自主的リコール 北アイルランドC&C(アイルランド)社及びRose社は、当該製品の自主的リコールを実施した。 5.FSAIの方針 「今後とも、監視は継続する。飲料中のベンゼンレベルは低く、ヒトに対するリスクは非常に低い。しかしながら10ppb以下という基準値の変更は行わないし、10ppbを超える飲料は市場に出されるべきでない」とFSAIの主任毒物学専門家、Dr.Iona Prattは述べた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | アイルランド食品安全庁 |
URL | http://www.fsai.ie/news/press/pr_06/pr20060612.asp |