食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01410420149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、遺伝子組換えとうもろこし1507xNK603の流通に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2006年5月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)の科学パネルは、害虫抵抗性及びグルホシネート・グリホサート耐性遺伝子組換えとうもろこし1507xNK603の食品及び飼料用販売、輸入及び加工に関する安全性の評価を行った。主に、挿入DNAの分子特徴、標的たん白質の発現について科学的な評価を行い、栽培上の特徴と構成成分に関する比較分析、新たん白質についての毒性やアレルギー性に関する安全性評価を行った。 交配種1507xNK603の挿入DNAを分析したところ、単独種での構造的特徴が保持されていることを確認した。交配種1507xNK603のCry1F及びCP4 EPSPSたん白質の発現量は単独種1507系統及びNK603系統と同等であった。また、PATたん白質の発現量は、単独種1507系統及び交配種1507xNK603の両方で定量限界を下回った。さらに、Cry1F、PAT及びCP4 EPSPSたん白質の安全性に関しては、既に発表された単独種についての意見書中で肯定的な意見が表明されている。それゆえ、交配種1507xNK603は、挿入された特徴を除き、組成及び表現型に関して非遺伝子組換えとうもろこしと同等であるという結論に至った。 ブロイラーの給餌試験の結果、交配種1507xNK603は栄養学的特性上、従来型のとうもろこしと異なるものではないことが判明した。また、交配種による環境への非意図的影響も、従来型のとうもろこしと変わりはないと考えられる。 それゆえ、交配種1507xNK603に関する情報は加盟国からの懸念を払拭するに十分であり、交配種1507xNK603はヒトや対象動物の健康及び環境に悪影響を及ぼすものではないと科学パネルは結論を下した。 なお、本文は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.eu.int/science/gmo/gmo_opinions/1482/gmo_ov_op5_annexa_en1.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/gmo/gmo_opinions/1482_en.html |