食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01410250294 |
タイトル | WHO、鳥インフルエンザ-世界各国の状況とWHOが報告を受けた鳥インフルエンザのヒトへの感染症例累積数一覧表を公表 |
資料日付 | 2006年5月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | WHOは、5月12日現在の世界各国の鳥インフルエンザ状況に関するレポートを公表した。概要は以下のとおり。 1.ジブチの状況 東アフリカAden湾に臨むジブチの保健省は、H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスに感染したジブチ最初のヒト感染症例を確認した。この患者は、Artaの小さな農村の幼女2歳で、4月23日に発症した。この患者は、現在安定した症状にある。 カイロにある米国海軍医科研究センターユニット3(NAMRU-3)で5月10日に3検査が実施され、この幼女の感染が確認された。この患者は、「アフリカの角」地域(アフリカ北東部の半島部、the Horn of Africa)で最初に報告されたヒト感染症例である。 この患者の兄妹3人が感染の可能性があるとして検査下にあり、看護を受けている。サンプルが採取され、NAMRU-3に送付された。 ジブチ保健当局は、4月初めに少数の鶏が死んだのを受けてヒトの感染症例のサーベイランスを始めていた。NAMRU-3は、鶏3羽から採取したサンプルにH5N1亜型ウイルスの存在も確認している。 更なるヒト及び動物の感染症例の有無についてのサーベイランスが現在実施されているが、ジブチの各種資源や疫学的調査能力、研究所能力に限りがあることが障害となっている。ヒト感染症例の検出は、デング熱が同時に発生していることによりさらに難しくなっている。デング熱は、H5N1亜型感染など突発的に症状が出る発熱性疾病の発症を隠してしまう。 各種動物の状況は殆どわかっていない。この国の人口の殆どは、ジブチ地区に集中しており、同地区では多くの家庭が庭先で少数の家きん類を飼育している。ジブチ地区以外の地区では家きん類数は限られている。今のところ、家きん類の群れでの死亡率は高くない。 2.感染者数の累計(5月12日付) アゼルバイジャン:感染者数8人、内死亡者数5人 カンボジア:感染者数6人、内死亡者数6人 中国:感染者数18人、内死亡者数12人 ジブチ:感染者数1人、内死亡者数0人 エジプト:感染者数13人、内死亡者数5人 インドネシア:感染者数33人、内死亡者数25人 イラク:感染者数2人、内死亡者数2人 タイ:感染者数22人、内死亡者数14人 トルコ:感染者数12人、内死亡者数4人 ベトナム:感染者数93人、内死亡者数42人 合計:感染者数208人、内死亡者数115人 http://www.who.int/csr/disease/avian_influenza/country/cases_table_2006_05_12/en/index.html |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 世界保健機関(WHO) |
情報源(報道) | WHO |
URL | http://www.who.int/csr/don/2006_05_12/en/index.html |