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資料管理ID syu01400380330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、家きん飼育場作業者にH7亜型鳥インフルエンザが原因と見られる結膜炎を発症した旨を発表
資料日付 2006年4月28日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は4月28日、家きん飼育場作業者にH7亜型鳥インフルエンザ(AI)が原因と見られる結膜炎を発症したした旨を発表した。H7亜型AIの健康リスク等に関する情報の概要は以下のとおり。
1. 家きん飼育場の作業者にH7亜型AIが原因とされる結膜炎の発症が報告された。
2. ノーフォーク地方のDereham近郊の飼育場で調査の結果、低病原性H7N3亜型ウイルスの感染が確認された。
3.H7亜型のヒトからヒトへの感染力は低く、ヒト感染の場合の症状も軽いため、一般公衆への健康リスクは非常に低いとされている。
4.患者には、抗ウイルス薬オセルタミビルと共に、H7亜型ウイルスの他のヒトのインフルエンザウイルスとの混合防止のため、一般のインフルエンザワクチンの同時投与がされている。病院への入院は、必要とされていない。
5. 結膜炎の症状は目の充血、痛み、かゆみであり、呼吸器系の症候は見られない。
 今までにH7亜型の症例の大部分は、結膜炎のみ報告されている。
6.HPAは、関係家族を検査し、抗ウイルス薬オセルタミビルを投与する等の必要な措置を実施している。
7.HPAのインフルエンザ専門家のJ.V.Tam氏は「H7亜型AIは、鳥のインフルエンザに過ぎない。ヒトへの感染性は、過去の例でもわかるように非常に少ないし、感染は感染鳥への密なる接触が原因である。そのため、ヒトへの感染リスクも非常に低い。」と述べている。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/hpa/news/articles/press_releases/2006/060428_avian_flu_h7.htm