食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01400070105
タイトル 米国食品医薬品庁(FDA)、アスパルテームに関する研究データに係わる欧州食品安全機関(EFSA)の発表を受けた声明を公表
資料日付 2006年5月8日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  米国食品医薬品庁(FDA)は、アスパルテームに関するEuropean Ramazzini Foundation (ERF)による長期発がん性試験データに係わる欧州食品安全機関(EFSA)の発表を受けた声明を公表した。概要は以下のとおり。
1.2005年にERFはラットへのアスパルテーム長期給餌試験により発がん性が認められたとして現状の使用は再評価されるべきとの結果を発表した。
2.EFSAによる評価は特に次の2点に集約される。
①アスパルテームに発がん性があるとのERFの結論はデータによって裏づけられていない。
②EFSAはアスパルテームの安全性に関する従来の科学的意見の再検討ないしは1日摂取許容量(ADI)の見直しは不要との見解である。
3.ERFの研究結果を受けFDAはERFにデータの提出を求めた。2006年2月に部分的なデータを受理したので現在詳細な検討を進めており、終了次第結論を公表する予定。
4.アスパルテームは米国で最初に承認され、当初から一部でその安全性に疑問を持たれていた。しかし現在まで100を超える毒性試験や臨床試験が実施されてきたが、安全性に対する結論の変更を後押しする科学的データは提示されていない。
地域 北米
国・地方 米国
情報源(公的機関) 米国/食品医薬品庁(FDA)
情報源(報道) FDA
URL http://www.fda.gov/bbs/topics/NEWS/2006/NEW01369.html