食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01381000330
タイトル 英国健康保護局(HPA)、食品由来の疾病報告(10-13週/2006年)を発表
資料日付 2006年4月13日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  英国健康保護局(HPA)は4月13日、感染症情報CDRウィークリー(Communicable Disease Report Weekly (CDR Weekly))16巻15号を公表した。概要は以下のとおり。
①2006年第10-13週における複数個所での発症例(General outbreak)として報告された食品由来疾病は、次の1例であった。
 コベントリー及びウォーリックシャー地区のレストランで、ウエルシュ菌(Clostridium perfringens)による食中毒で7名が発症、内4名が陽性、食中毒の原因は特定されていない。
②2月にHPAにおいて記録されたイングランド、ウエールズ地区のサルモネラは387件で、その血清型は、S.Enteritidis (PT4)が37件、S.Enteritidis (other PTs)が139件、S.Typhimuriumが61件、S.Virchowが25件
,その他236件であった。
③イングランド及びウエールズにおける2006年10-13週における一般腸内細菌感染症は、細菌別に見るとロタウイルスによる症例が一番多く3
,771件、次にカンピロバクターによるものが1
,693件、ノロウイルスによるものが665件であった。2006年第1-13週累計では、カンピロバクターが6
,829件で2005年同期の6
,981件を若干下回った。また、ロタウイルスについては、2006年第1-13週累計で7
,646件と2005年同期の9
,002件に比べ大幅に縮小している。サルモネラについても2006年第1-13週累計で1
,402件、2005年同期の1
,681件に比べ減少している。
 一方、ノロウイルス及び腸管出血性大腸菌O157は、2006年第1-13週累計で2
,151件及び79件で、2005年同期の1
,744件及び55件より増加している。
地域 欧州
国・地方 英国
情報源(公的機関) 英国健康保護局(HPA)
情報源(報道) 英国健康保護局(HPA)
URL http://www.hpa.org.uk/cdr/pages/enteric.htm#gen_gastro