食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01380480343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、「2005年にフランスで発生した熊肉摂取に起因する旋毛虫症流行の調査結果」
資料日付 2006年4月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)の週刊疫学報告(BEH)第14号(2006年4月4日号)に、フランスで2005年に発生した熊肉摂取に起因する旋毛虫症(トリヒナ症/Trichinella nativa)流行の調査結果が掲載された。
 2005年9月にInVSは、発熱、筋痛症及び過好酸球増加症を呈した親戚関係にある5人の患者が入院したことを病院側から報告された。この5人のうちの1人がカナダで狩猟した熊の肉を、15日前に全員で食していた。翌日、別の2症例が旋毛虫症の疑いで旋毛虫症国立研究センター(CNR)に直接報告された。この2人は、10人のハンターからなるグループに属しており、ケベックで熊肉を食べて帰国したところであった。そのうちの数人は熊肉をフランスに持ち帰っていた。これら患者の病因が旋毛虫症である可能性が高く、流行するリスクがあることから、旋毛虫症国立研究センターは、InVSから諮問を受け、汚染した熊肉に暴露した集団全体の特定、症例数の調査、診断の支援及び治療の評価の提供並びに株の分離及びタイピングに向けた調査を実施することになった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://www.invs.sante.fr/display/?doc=beh/2006/14/index.htm