食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01380380295 |
タイトル | FAO、OIE/FAO合同声明「H5N1亜型アジア株に対する様々な動物種の感受性」 |
資料日付 | 2006年4月13日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | FAOは、4月13日付 OIE/FAO合同声明「H5N1亜型アジア株に対する様々な動物種の感受性」を公表した。概要は以下のとおり。 OIEとFAOは、高病原性H5N1亜型鳥インフルエンザウイルスの伝播と拡散にある役割を担っている動物種は、飼育されている鳥類と野鳥類であるということを確認している。 約50種の非飼育鳥類(non-domestic bird species)が、このウイルスに感染する可能性があると判明しているが、現在入手できる疫学データからこのウイルスが国境を越えて拡散するのに関わりがある野鳥の中では水鳥が大きな役割を果たしていると明らかになっている。 疫学的知見及び実験研究からは、幾種類かの哺乳動物種、特にネコ類がこのウイルスに感受性がある可能性を示している。しかしながら、今回の鳥インフルエンザ危機の始まり(2003年末)以降に得られたデータからは自然環境下ではこのウイルスの伝播にネコが認識しうる役割を果たしているとは思われない。 故に、OIEとFAOは2006年2月28日付の「家ネコがH5N1亜型ウイルスの伝播サイクルにおいてある種の役割を果たしているということを示唆する証拠は存在しない」とするWHOの声明を確認するものである。 しかしながら、ある種のネコ科動物種の感受性を考慮すれば、感染地域及び鳥インフルエンザ集団発生周辺に設置されたサーベイランス地域では家ネコの屋内飼いを勧告する。 |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際連合食糧農業機関(FAO) |
情報源(報道) | FAO |
URL | http://www.fao.org/newsroom/en/news/2006/1000278/index.html |