食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01370570314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「卵加工品中のインフルエンザA型ウイルスは低温殺菌処理により確実に死滅する」を公表 |
資料日付 | 2006年4月10日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「卵加工品中のインフルエンザA型ウイルスは低温殺菌処理により確実に死滅する」(3ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 鳥インフルエンザが発生すると、欧州委員会の鳥インフルエンザ保護措置により、その周囲は保護区域及び家きん飼育場で監視区域に指定され卵の移動が禁止される。しかし、産業の規格化された方法で熱処理された卵製品は例外である。このような低温殺菌処理された液状の卵白あるいは卵黄は、ベーカリー製品、パスタ、マヨネーズなどの食品の製造に使用される。公的食品監視機関は、食品企業が行っている低温殺菌処理が国際的に承認された方法に相応するかどうかを検査し、相応する場合には、保護区域及び監視区域の卵を更に加工することが認可される。BfRは、産業で使用されている低温殺菌処理がインフルエンザA型ウイルスを確実に死滅させるかどうかについての見解を示した。 BfRには、低温殺菌処理による鳥インフルエンザウイルスの死滅に関する独自の調査結果は提出されていない。WHO及びFAOの共通見解(①②)によると、産業で使用されている液卵の低温殺菌処理規定は、ウイルスを効果的に不活化するものである。その際、卵全体は60℃で210秒、卵白は55.6℃で372秒、塩分濃度10%の卵黄は63.3℃で210秒加熱せねばならない。これらのガイドラインは、OIEの鳥インフルエンザウイルス不活化のための産業用行動基準(③)及び、オーストラリア獣医緊急計画(AUSVETLPAN)の卵加工品用低温殺菌コード(④)に一致している。 ① http://www.who.int/foodsafety/fs_management/No_07_AI_Nov05_en.pdf ② http://www.who.int/mediacentre/news/releases/2005/pr66/en/ ③ http://www.oie.int/eng/AVIAN_INFLUENZA/foodsafety.htm ④ http://www.animalhealthaustralia.com.au/shadomx/apps/fms/ fmsdownload.cfm?file_uuid=D4552211-C369-9A31-F51B-3DB61D0CCB39&site Name=aahc |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/pasteurisierung_toetet_das_influenza_a_virus_in_eiprodukten_sicher_ab.pdf |