食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu01350160149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、食品接触物質に使用されるエポキシ化大豆油への大人の暴露に関する科学パネルの意見書を公表
資料日付 2006年3月22日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  エポキシ化大豆油は食品包装用フィルムの安定剤、ガラス瓶の金属蓋のパッキンなどに使用されているため、加工時や保存時に食品への溶出の可能性がある。EFSAは、いくつかの控えめなシナリオのもと、エポキシ化大豆油への大人の暴露値を予測し、許容一日摂取量と比較した。
 ポリ塩化ビニルで覆った蓋付きのガラス瓶を使用した場合、食品中のエポキシ化大豆油の平均水準に基づき、食品経由での大人の暴露値を0.25mg/kg体重/日と予測した。一方、エポキシ化大豆油の90パーセンタイル水準に基づくと、食品経由での大人の暴露値は0.64mg/kg体重/日と予測された。また、食品包装用フィルムに包装された食品からの大人の暴露値は0.2mg/kg体重/日を超えないことが予想されている。
 控えめな暴露シナリオを使用すれば、ガラス瓶や食品包装用フィルムを使用した食品からの大人のエポキシ化大豆油暴露値は、許容一日摂取量1mg/kg体重/日以下であることが判明した。それゆえ、暴露予測のさらなる修正は必要ないと科学パネルは考えている。
 なお、本文(9ページ)は以下のURLを参照。
http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/1399/afc_op_ej332_esbo_op_en1.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.eu.int/science/afc/afc_opinions/1399_en.html