食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01340610149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、ラベル表示を目的とした軟体動物の評価に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2006年3月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 貝類・イカ・蛸などの軟体動物は、スープやソースなど様々な料理に使用されるが、アレルギー反応を引き起こすことが報告されており、時には命にかかわることすらある。軟体動物の主要なアレルゲンは、トロポミオシンというたん白質で、甲殻類や昆虫などにも含まれている。軟体動物にはトロポミオシン以外にも多くのアレルゲンが含まれているが、今のところ、よく分かっていない。また、軟体動物間、あるいは軟体動物と甲殻類やダニなどの間で、血清学的な交差反応のあることが報告されているが、軟体動物のアレルゲンと魚のアレルゲンに交差反応はない。ただ、アニサキスの寄生した魚に反応するヒトは、交差反応のため軟体動物にも反応を示す可能性がある。 トロポミオシンのアレルゲン性は耐熱性であるため、軟体動物のアレルゲン性を食品加工によって減らすことはできない。熱処理によってアレルゲンが破壊される軟体動物もある一方で、逆にアレルゲン性が増加するものもあるという報告があったり、反応を引き起こす最小アレルゲン量に関する情報がほとんどなかったり、軟体動物のアレルゲンに関してはよく分かっていない。 なお、本文は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/EFSA/Scientific_Opinion/nda_op_ej327_molluscs_en1 ,0.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/EFSA/efsa_locale-1178620753812_1178623594074.htm |