食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01340200314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、意見書「家きん肉の化学的殺菌の要件」を公表 |
資料日付 | 2006年3月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、意見書「家きん肉の化学的殺菌の要件」(12ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1.背景 ドイツでは鶏や七面鳥の摂取が一層増加している。ヒトに有害な微生物を排除するために製造者らが努力しているにもかかわらず、昨年ドイツだけでも5万件のサルモネラ感染が報告された(実際にはもっと多いと推定される)。現在欧州レベルで、病原微生物を死滅させるために、と殺した動物体に部分的あるいは全体的に抗菌物質を使用することについて議論されている。 2.評価対象 欧州委員会が、動物由来食品への殺菌剤使用に関する規則の草案を提出した。本規則の対象は、家きん及び家きん肉である。草案では殺菌目的で投入される物質として、二酸化塩素、亜塩素酸ナトリウム、燐酸三ナトリウム、ペルオキソ酸混合剤が考慮されている。それゆえBfRは本意見書で、この4物質の家きんの体への殺菌目的の使用についての見解を示した。 3.結論 BfRは基本的に化学的殺菌に反対ではないが、これは他の食品安全措置を置き換えるものではなくそれを補足するものであることを指摘する。 BfRは欧州委員会の殺菌剤を使用する場合の以下の要件を支持する。 ①微生物が実際に死滅する ②肉に有害な影響がない ③殺菌剤が肉に残留しない ④殺菌処理について明記される ⑤消費者が同意する BfRの見解では、これらの要件に加え、殺菌剤使用のための詳細な指示、有効な基準が必要である。殺菌剤は抵抗性を獲得してはならず、その効果は管理されねばならない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/208/anforderungen_an_die_chemische_dekontamination_von_gefluegelfleisch.pdf |