食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01340090316 |
タイトル | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)、「2004年全国残留農薬報告書」を公表 |
資料日付 | 2006年3月14日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL)は「2004年全国残留農薬報告書」を公表した。これは、州食品獣医検査当局の実施した残留農薬検査の結果をBVLが集計したものである。概要は以下のとおり。 1.検査品目:肉、肉製品、ソーセージ、牛乳、乳製品、卵、はちみつ、生鮮及び冷凍果物、野菜、穀類 2.検査件数:15 ,977件 (公的検査14 ,204件、食品モニタリング1 ,773件) 3.検査物質数:634物質(2003年より90物質増) 1サンプルにつき平均137物質を検査した(2003年は平均99物質)。281物質が1サンプル以上で検出され、353物質はいずれのサンプルからも検出されなかった。159物質で、残留基準値の超過があった。 4.結果概要 (1)サンプルの59.4%(残留基準値超過7.4%、残留基準値以下52%)で農薬を検出した。 (2)サンプルの36.5%で2種以上の農薬を検出した。 (3)最も農薬が残留していた果物及び野菜は、ルッコラ(30.1%)、パプリカ(21.5%)、フサスグリ(17.2%)、ブドウ12.9%)、キュウリ(11.4%)であった。(括弧内は残留基準値超過率) (4)残留基準値を超過しなかったものは、乳幼児食品、バナナ、ブロッコリー、キノコ、アスパラガス、玉ねぎであった。 (5)穀類、じゃがいもなどの基礎食品の農薬の残留はわずかであった。 (6)キウイ、オレンジ、レモン、にんじん、トマトは、ほとんど残留基準値を超過しなかった。 検査当局は、過去によく農薬が検出された食品を集中的に検査したため、検査結果は流通している全食品のデータを代表するものではない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦消費者保護・食品安全庁(BVL) |
情報源(報道) | ドイツ連邦消費者保護食品安全庁(BVL) |
URL | http://www.bvl.bund.de/cln_007/nn_493682/DE/01__Lebensmittel/01__Sicherheit__Kontrollen/05__NB__PSM__Rueckstaende/01__nb__psm/nbpsm__Bericht__2004.html |