食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01330050362 |
タイトル | 台湾行政院衛生署、魚製品への一酸化炭素の使用に関する検査結果を公表。業界は使用許可を要求 |
資料日付 | 2006年3月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院衛生署は3月3日、(台湾)全国の魚類の加工場及び流通する製品を対象に、各地の衛生当局が実施した一酸化炭素の使用実態に関する検査結果の取りまとめを公表した。 これによると、査察した加工場は112ヶ所で、抜き取り検査をした36サンプルのうち7サンプルが一酸化炭素により処理されたと判定された。問題の7サンプルの一覧表は、情報源のURLから入手可能(中国語のみ)。 結果を受けて同署は、一酸化炭素を含む食品のヒトへの健康被害を示す研究結果は、現在までに明らかにされていないものの、台湾では一酸化炭素の食品添加物としての使用は許可されていないとして、業者に対しては違法に使用しないよう、また、各地の衛生当局に対しては違法業者の追跡調査を含め、取締りを強化するよう呼びかけている。 生鮮魚の加工処理の際の一酸化炭素の使用の許可については現在、各国間で統一されていない。このため、同署が2月下旬に説明会を開いた際、加工業界は同署に対し、米国の管理規定に倣って食品添加物に組み入れ、必要に応じ適量の使用を認めるよう要求した。これに対し同署は、将来にわたり使用を希望する場合は、使用解禁申請を提出し、所定の手続きを踏むよう指導している。 今回の(台湾)全国規模の検査は、2月下旬に高雄市衛生局の検査結果で30%以上に一酸化炭素使用がみられたことを受け、同署が各地に指示し、実施されたものである。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院衛生署食品薬物管理局(食品資訊ネット) |
情報源(報道) | 台湾行政院衛生署食品衛生処(食品資訊ネット) |
URL | http://food.doh.gov.tw/chinese/news_1.asp?idx=752 |