食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01330010160 |
タイトル | 英国食品基準庁(FSA)、清涼飲料中のベンゼンについての調査実施(続報)を発表 |
資料日付 | 2006年3月2日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 英国食品基準庁(FSA)は3月2日、清涼飲料中のベンゼンについて、FSA自身で調査を行うと発表した。これは、米国における数件の清涼飲料のベンゼン汚染に関する報告を受け、英国の清涼飲料業界からのデータを精査した結果であるとした。 清涼飲料業界から提供された、英国において販売されている230種類の清涼飲料の検査結果を入手したが、ベンゼンが検出されている場合でも、微量であり、ヒトの健康には問題ないとしている。 ベンゼンはヒトにがんを引き起こすことがある化学物質である。何種類かの清涼飲料の中には、保存剤として使用されている安息香酸ナトリウムとアスコルビン酸(ビタミンC)の反応の結果、微量のベンゼンが検出されることがある。安息香酸ナトリウムは、飲料中のカビの成長を抑制する目的で添加されている。 業界からのデータで最も高いベンゼン濃度は、清涼飲料1リットル当たり8μgであり、他のほとんどの場合、これよりはるかに低いレベルとなっている。ベンゼンは空気中にも存在し、平均的なヒトは毎日220μgのベンゼンを呼吸している。 FSAの試験は、今後4週間を要し、結果は公表するとしている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | 英国 |
情報源(公的機関) | 英国食品基準庁(FSA) |
情報源(報道) | 英国食品基準庁(FSA) |
URL | http://www.food.gov.uk/news/newsarchive/2006/mar/benzeneupdate |