食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01320580111 |
タイトル | カナダ食品検査庁(CFIA)、4例目のBSE牛に関する最終報告書を公表 |
資料日付 | 2006年3月3日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | カナダ食品検査庁(CFIA)は3月3日、本年1月に確認された4例目のBSE牛に関する最終報告書を公表した。調査報告の概要は以下のとおり。 ①感染牛は2000年4月に出生したホルスタイン種とヘレフォード種との交雑種で、発症時69ヶ月齢であった。この感染牛は出生以来同一農場で飼育されていた。2006年1月12日に歩行機能および立位姿勢に異常が観察されたことから、BSEサーベイランスプログラムに従って安楽死させ、検体を州及び国の研究機関で検査した結果、1月22日にBSEと確認された。 ②感染牛は、BSE発症前の2年間で、2頭の産仔を生んでいるが、これらの産仔はいずれもBSE陰性であることを確認した。 ③感染牛の出生及び飼料コホート(感染牛の出生12ヶ月前から出生12ヶ月後までに同一農場で出生した牛、及びこの期間、購入その他によって転送され、出生後の1年間を同農場で飼育された牛)156頭については全て追跡、確認され、生残している牛は全てBSE陰性であった。コホート牛の確認内訳は次のとおり。生残していた牛は38頭で、BSEは全て陰性。27頭は同農場でそれまでに死亡していたことを確認。90頭は別の場所で死亡またはと畜されていたことを確認。1頭はBSEサーベイランスプログラムに従って検査され、陰性であることが確認されていた。 ④飼料については農場、流通経路、製造工場について詳細な追跡調査を実施した。給餌された感染飼料を特定することはできなかった。しかし、感染牛の出生1年以内で、BSE因子に汚染されている飼料を給餌されたことによる感染である可能性が最も高いものと判断された。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | カナダ |
情報源(公的機関) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
情報源(報道) | カナダ食品検査庁(CFIA) |
URL | http://www.inspection.gc.ca/english/anima/heasan/disemala/bseesb/ab2006/4investe.shtml |