食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01320240164 |
タイトル | オランダ公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) 鳥インフルエンザウイルスの水からの感染についての定量的リスク評価について発表 |
資料日付 | 2006年3月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ公衆衛生・環境保護研究所は、3月1日、文献記載の情報分析により、H5N1高病原性鳥インフルエンザのヒト及び鶏への飲料水からの汚染について、定量的リスク評価を行った。 概要は、以下のとおり。 1.高病原性ウイルスをlog4(logは10を底とする対数)希釈で水処理した飲み水(不十分な処理)では、1万羽以上の養鶏場での感染のリスクは高い(1%以上)。 2. 高病原性ウイルスをlog8希釈で十分に水処理した飲み水では、1万羽以上の養鶏場での感染のリスクは無視出来るレベルとなる。 3.1羽の汚染されたカモがH5N1ウイルスを地表水に放散したと仮定すると、この水が処理されて飲料水に使用されると、汚染水がヒト及び鶏に消費される事になる。 log8希釈で十分に水処理した飲み水では、個々の鶏の感染リスクは、ウイルス放散及び感染性(10^-5~1)の不確実性を反映して、低い(10^-15~10^-10)。 1万羽以上の2 ,000の養鶏場(オランダ養鶏場の74%に該当)で、ウイルスが高病原性でlog4の水処理では、感染リスクは高くなる可能性がある(1%以上)。 4.ウイルス感染性(10^-5)が低いものと仮定すると、汚染された飲料水からヒトへの感染性は2x10^-12の低さとなり、再生水では10^-8となる。 H5N1ウイルスは、ニワトリよりヒトへの感染リスクは低いと想定されるが、十分な水処理が重要で、オランダ法によって必要とされるエンテロウイルスのようなリスク分析により水の安全計画によって決定されるだろう。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/703719012.html |