食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01320080216 |
タイトル | ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)、「2003-04年総合食品調査」最終報告書を公表 |
資料日付 | 2006年2月24日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ニュージーランド食品安全庁(NZFSA)は、120種以上の日常食品の残留農薬基準、汚染物質への曝露状況並びに栄養成分に関し調査した「2003年-2004年総合食品調査:Total Diet Survey(TDS)」の最終結果報告書を公表した。 TDSは、NZFSAが環境科学研究所に委託して5、6年毎に実施している食品調査で、今回の調査では、ニュージーランド人が通常摂取している肉、魚、卵、野菜、果物、乳製品、飲料など12食品グループの121品目について農薬残留レベル、特定汚染物質(ヒ素、カドミウム、鉛、水銀)に対する曝露並びに栄養成分(ヨウ素、鉄分、セレン、ナトリウム)濃度の測定を行ったものである。 検査の結果、下記のポイントが明らかになった。 1. 調査の過程で実施した個々の検査200 ,000件中、検出可能なレベルの残留農薬が検出されたのはわずかに997検体だけで、いずれも一日摂取許容量(Acceptable Daily Intake: ADI)を下回っていた。 2. ニュージーランドにおける食品の鉛曝露レベルは、1996年の無鉛ガソリン導入の効果もあって減少し、世界で最も低いレベルにある。 3. 汚染物質への曝露は非常に低い。 4. ニュージーランドの一般的な食事は、塩分が多く、ヨウ素分が低い。 5. 25才以上の女性は、鉄分について推奨一日所要量(Recommended Daily Intake: RDI)の半分しか摂取していない。 報告書は、全体として、ニュージーランドにおける食品の安全性並びに適性については消費者にとって問題となるものではないとしている。 最終報告書の全文(144ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://www.nzfsa.govt.nz/science/research-projects/total-diet-survey/reports/full-final-report/nzfsa-total-diet.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | ニュージーランド |
情報源(公的機関) | ニュージーランド食品安全機関(NZFSA) |
情報源(報道) | NZFSA |
URL | http://www.nzfsa.govt.nz/publications/media-releases/2006-02-24.htm |