食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01310760149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、アスタキサンチンを豊富に含む酵母(Phaffia rhodozyma)飼料AQUASTAの安全性と有効性に関する科学パネルの意見書を公表 |
資料日付 | 2006年2月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | AQUASTAは、不活化された乾燥状態のPhaffia rhodozyma酵母が99.5%、残り0.5%は酸化防止剤としてのアスコルビン酸からなる飼料添加物で、当該製品中に1%w/w アスタキサンチンを含有しており、魚(養殖サケ・マス)の色調強化を目的としている。EFSAは、最近、アスタキサンチンの安全性に関して結論を出したため、今回のAQUASTAの評価は、アスタキサンチン源としての酵母の有効性と安全性に焦点が絞られる。ただし、実験は酸化防止剤としてアスコルビン酸の代わりにエトキシキンを使用し、その他はAQUASTAと同一のASTAXINという飼料添加物を対象に行われ、本意見書の結論もこの実験結果に基づいたものである。 ニジマスやアトランティックサーモンなど最も経済的価値の高いサケ科の魚類を対象にした実験結果から、ASTAXINの着色効果は十分証明された。また、飼料中に最大認可水準の8倍のPhaffia製品を添加した餌を12ヶ月間アトランティックサーモンに与えたが、異常は見られなかったため、推奨量のAQUASTAも鮭科の魚には安全だと考えられる。 最大認可水準のアスタキサンチンをサケ科飼料に使用しても、消費者には安全であると科学パネルは考える。また、ASTAXINに関するデータから、変異原性を始めとした毒性はないことが証明されたが、90日間試験が不十分であったため、AQUASTAが消費者に悪影響を及ぼすことはないものの、安全であるかどうかに関しては最終的に結論が出せなかった。 なお、本文(19ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.eu.int/science/feedap/feedap_opinions/1369/feedap_op_ej320_aquasta_en1.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.eu.int/science/feedap/feedap_opinions/1369_en.html |