食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01310750336 |
タイトル | オランダ農業・自然・食品安全省、家畜飼料のダイオキシン汚染に関する下院議長宛最終報告文書を公表 |
資料日付 | 2006年2月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ農業・自然・食品安全省(LNV)は2月21日、今回の家畜飼料ダイオキシン汚染に関する同省ベールマン大臣から下院議長宛の2月15日付の最終報告文書(第3信)を公表した。概要は以下のとおり。 ①前報では2群の豚で、その豚肉中のダイオキシン濃度が基準値を僅かに上回ることを報告したが、その後、残りの群の豚肉でも同様の結果が認められた。これらの豚は発育初期に汚染飼料を摂取したことによって、豚肉中でのダイオキシンの基準値1.0pgTEQ/gを越える1.8pgTEQ/gを示した。 ②基準値を超えた豚は50kg未満の若齢豚群と、50kg以上の成豚群とに分け、後者はフードチェーンから除いて、殺処分をした。前者は、と畜至適体重である110kgに達する時点では、豚肉中のダイオキシン濃度は基準値以下になるという食品及び消費製品安全局(VWA)の試算にもとづいて殺処分はしなかった。 ③体重50kg未満の豚は110kgになるまではと場に送らないというプロトコールが業者間で合意され、VWAはこのプロトコールが業者間で遵守されることを監督する。 ④これらの検査結果を踏まえて、2006年2月10日に家畜飼育農場を対象とした全ての制限を解除した。 ⑥韓国、日本、台湾、中国、香港がオランダからの豚肉の輸入を禁止しており、これらの国には現在の情報を提供している。イタリアでのボイコットの動きは関係者の努力で未然に回避することができた。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ農業・自然・食品安全省(LNV) |
情報源(報道) | オランダ農業・自然・食品安全省(LNV) |
URL | http://www9.minlnv.nl/servlet/page?_pageid=106&_dad=portal30&_schema=PORTAL30&p_item_id=120202 |