食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu01310530314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の旋毛虫症リファレンス研究所、イノシシ肉のTrichinella spiralis及びTrichinella pseudospiralisの混合感染を確認 |
資料日付 | 2006年2月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)の旋毛虫症リファレンス研究所は、世界で初めてイノシシ※のTrichinella spiralis及びTrichinella pseudospiralisの混合感染を確認した。 Trichinella spiralis(被嚢性汎存種)もTrichinella pseudospiralis(非被嚢性汎存種)もヒトに重篤な病気を引き起こすが、トリヒナスコープ法を用いる従来の検査ではTrichinella pseudospiralisを検出できなかった。BfRの科学者は、最新の分子生物学的手法及び顕微鏡法を併用し、Trichinella pseudospiralisを検出した。 Trichinella pseudospiralisは、Trichinella spiralisと異なりコラーゲン嚢を持たない。そのため幼虫を筋肉繊維と取り違えやすい。しかし、人為的に前消化したサンプルの顕微鏡検査では個々の幼虫をはっきり確認することができ、確実に検出できる。今回の発見は、今後狩猟イノシシ肉のTrichinella pseudospiralis検査を実施しなければならないことを示している。 調査結果の全文は、まもなくVeterinary Parasitology誌に発表される。 ※当該イノシシは、ドイツ北部ウーゼドム島(バルト海)で射止められたもの。 同プレスリリースの英語版は以下のURLより入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cms5w/sixcms/detail.php/7404 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cms5w/sixcms/detail.php/7400 |